「気功の“気”がわからなかった私が、感覚をつかむまでにやったこと
- 東雲
- 6 日前
- 読了時間: 3分
気功って、結局「自分の感覚を信頼できるようになる練習」なんだと思う。
私が先生から最初に習った気功法は、すごくシンプルだった。
大地の気を足元から吸い上げるようにして、息も一緒に吸う。そのエネルギーをお腹に通し、今度は吐きながら胸を通って両手へ流していく。
そして今度は逆。
両手からエネルギーを吸い込み、胸を通し、下丹田へ収める。



これを繰り返す。
ただ、それだけ。
でも最初は本当にわからなかった。
「ちゃんと流れてるの?」
「これ、ただの想像じゃない?」
「気功できる人って特別なんじゃないの?」
って思ってた。
だけどね、毎日10分でも続けていると、ある時から感覚が変わる。
あ、今通った。あ、ここ詰まってる。あ、流れた。
って、“わかる”時期が来る。
これ、本当に不思議。
たぶん感覚って、急に開くんだよね。
だから気功って、才能じゃなくて継続。
短時間でも、毎日やる人はちゃんと変わる。
逆に、しばらくサボると鈍る。前より流れを感じにくくなる。
身体って、本当に正直。
最初の頃の私は、とにかく感覚をつかみたくて、かなり試行錯誤してた。
自分が気功してる姿を録画して、その動きに合わせて音声を録音したり。
「地球のマグマが足の裏から入り、股関節を通って、お腹を通り、肩を抜けて、手のひらから出ていく」
って、自分でナレーション作って(笑)
それを聞きながら、毎日練習してた。
あと、シャワーのお湯が身体を流れる感覚を意識したり、
足を流れに沿って触ったり。
“流れる”って感覚を、身体に教え込んでた感じ。
途中から、私は気功を自分流にアレンジし始めた。
先生から習ったのは、手へ流して、最後は下丹田に収める方法だったんだけど、
私は途中から、
足元から頭のてっぺんへエネルギーを突き抜けさせるイメージに変えた。
そして今度は、太陽の光を頭頂から身体へ流し、足の下へ抜いていく。
上へ。下へ。
地球と太陽のエネルギーの間に、自分の身体を通す感じ。
これが、ものすごく気持ちよかった。
身体の中が“循環”し始める感じ。
で、最後の数回だけ、静かに丹田へ収める。
エネルギーって、ただ上げればいいわけじゃなくて、最後はちゃんと自分へ戻すことも大事なんだなって思った。
面白いのは、
感覚が育ってくると、最初に使っていた音声ガイドが邪魔になってくること。
頭で頑張ってイメージしなくても、身体が勝手に流し始めるから。
結局、“気”って頭じゃなくて体感なんだと思う。
そしてその体感は、毎日の小さな積み重ねでしか育たない。
でも逆に言うと、特別な才能がなくても、続ければちゃんと開いていく。
私はそれを、自分の身体で知った。


